新書、文庫で勉強する日本史

新書や文庫本で日本史の勉強を始めています。まだまだ入門者だと自覚していますが、私と同様の入門者の方や、高校生、大学生の参考になればと思っています。

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BRICsに数えられ、経済成長が著しいインドという国の様子がわかっていいかも。面白いし。ヴィカス・スワラップ氏の『ぼくと1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社)

 ヴィカス・スワラップ氏の『ぼくと1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社)を読んだ。
 面白かった。巻、置くあたわず、というやつだ。
 処女作からこういう物語が書けるというのは、やはり、ストーリーテラーという才能なのだろうか。
 しかし、はて何が面白かったのだろうか。
 インドの貧しい少年が悲惨な人生の局面に対していく、その際に同情する読者としては、主人公がなんとか危機を脱していくことを期待し、その期待がなんとか応えられながら物語は進む、そのはらはら。また、章ごとに、この小説の枠組みとされたクイズ番組でのクイズへの回答場面が置かれ、それもそれなりに面白い。

 BRICsに数えられ、経済成長が著しいインドという国の様子がわかっていい。


ぼくと1ルピーの神様 ぼくと1ルピーの神様
ヴィカス・スワラップ (2006/09/14)
ランダムハウス講談社
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普通人にとって障害者の問題やボランティアの入門書に最適か~渡辺一史氏の『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』(北海道新聞社、2003)

 渡辺一史氏の『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』(北海道新聞社、2003)を読んだ。

 感動する本だ。
 重度身体障害者である鹿野靖明という人物の凄まじさとボランティアとの関係は、それだけで人を感動させるものだろうが、この著者を得ることによって、よりよい表現として世に出たというべきだろう。
 障害者の問題やボランティアというのは難しいもので、しばしば美談や建前論に堕してしまうこともある。しかし、この渡辺一史氏のスタンスは非常に常識的であり、率直に事態に対峙したことにより、共感できるものになっている。

 編集の段階でもう少し練り上げていたら、大傑作になっていたのかもしれないが、いや、これはこれでいい本だった。

こんな夜更けにバナナかよ こんな夜更けにバナナかよ
渡辺 一史 (2003/03)
北海道新聞社
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中島らも氏の『何がおかしい―笑いの評論とコント・対談集』(白夜書房)

 中島らも氏の『何がおかしい―笑いの評論とコント・対談集』(白夜書房)を読んだ。
 誰かがほめていたような記憶があって、読んでみたのだが、あまりよくなかった。
 玉石混交というべきか。と言っても、「玉」が少ない(-_-;)
 生前のインタヴューなどを寄せ集めて一冊にしたようだが、「石」が多すぎる。
 残念なことだ。
 この「中島らも」という人についてはほとんど知らなかった。この本を読む限りでは、その人生も残念なことのように思う。
 いかにもこの時代の、失敗の人生のように思ってしまった。



何がおかしい―笑いの評論とコント・対談集 何がおかしい―笑いの評論とコント・対談集
中島 らも (2006/08)
白夜書房
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梅田望夫氏の『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫 (2006/02/07)
筑摩書房

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 梅田望夫氏の『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』を読んだ。
 ちょうど、この本を読んでいるときに、NHK特集で「“グーグル革命”の衝撃 あなたの人生を“検索”が変える」(1月21日)を放送したので、楽しみにして見たのだが、NHKの方の内容が浅薄に見えてしまった。
 いい本だと思う。
 まさに時代が変容しつつあるときに、その現場で書いた本ということで、何年か経って旬が過ぎたときにも価値は残るだろうと思う。
オープンソース、チープ革命、インターネットの三題話から始まり、納得させられた。

著者の、若い人たちと話をしたいという姿勢にも感心した。

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神田敏晶『YouTube革命』

YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ
神田 敏晶 (2006/12/16)
ソフトバンククリエイティブ

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 さらっと目を通しただけだが、なるほど、動画のほうはこんなことになっているのか、と驚いた。早速、YouTubeで探してみると、実に驚くべき状況じゃないか。
 大昔、10年はならないかもしれないが、職場の先輩のKさんに、「通信が放送を飲み込む、って言いますがねぇ」と報告して感心された覚えがあるが、あのことが実現しつつあるのか、と感無量だ。
 著作権についての今後も、この著者の提案の方向が良さそうに思う。
 いかにも、最近の新書らしく、役に立った。

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