新書、文庫で勉強する日本史

新書や文庫本で日本史の勉強を始めています。まだまだ入門者だと自覚していますが、私と同様の入門者の方や、高校生、大学生の参考になればと思っています。

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鈴木 直氏の『輸入学問の功罪―この翻訳わかりますか?』を読んだ。

輸入学問の功罪―この翻訳わかりますか? 輸入学問の功罪―この翻訳わかりますか?
鈴木 直 (2007/01)
筑摩書房

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 あとがきに、「この本を翻訳論と近代化論の二冊に分けてはどうかと提案」を受けたととの記述があるが、そうでしょう。あるいは、いくつかの議論(というか論点というか)は、別にエッセイに書くとかもあったのではないか。
 全体の主張が散漫だという読後感が残った。

 4つの近代化や、悪文の見本ともいうべき「常軌を逸する逐語訳」をやっつける部分はそれぞれ面白かったが、何かもうひとつ物足りない。

 雑学的な面では、日本ではアカデミズムの枠内にあるものを「哲学」、人間や社会の現実に関与するものを「思想」と称する傾向があるとの指摘があって、あ、本当だと思ってしまった。ちなみに、この「思想」は外国語への翻訳が困難だそうだ。

 三木清の度し難い「権威主義」にも笑ってしまった(-_-;) (p.50~)
 それにしても、「常軌を逸する逐語訳」とやっつけられた先生たちは反論を出すんだろうかねえ、「小学生の作文にも劣る表現」と言われた坂部恵伊古田理さんたちは。 (p.221~)

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