新書、文庫で勉強する日本史

新書や文庫本で日本史の勉強を始めています。まだまだ入門者だと自覚していますが、私と同様の入門者の方や、高校生、大学生の参考になればと思っています。

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北方謙三の『武王の門』(上・下)(新潮文庫)

武王の門〈上〉 武王の門〈上〉
北方 謙三 (1993/08)
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武王の門〈下〉 武王の門〈下〉
北方 謙三 (1993/08)
新潮社
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 北方謙三の『武王の門』(上・下)(新潮文庫)を読んだ。
 南北朝時代の後醍醐天皇の皇子と言えば、大塔宮親王が有名だが、九州に送られた懐良(かねよし)親王もなかなかの人物だったらしい。征西大将軍として九州征討と統一をめざす懐良(かねよし)親王と、それに仕える菊池武光がスーパーヒーローとして描かれる。小説だから、「男の夢と友情のドラマ」も描かれる(^_^;)
 実は、網野善彦氏の『歴史と出会う』(洋泉社新書y)を読んでいて、網野善彦氏と北方謙三さんの対談があった(p.120)。
北方謙三さんは元はハードボイルド小説を書いていた方らしい。網野氏が「私は一気に読み、たいへん楽しませてもらいました」というので、私も読んでみた。
 私も一気に読み、たいへん楽しませてもらった。確かに、面白い。
 少弐、大友、島津、という九州三人衆の他、一色などを敵として、懐良(かねよし)親王と菊池武光による征西府が困難辛苦の末、ほぼ九州を制圧する。また、倭寇の支持を得て経済的基盤とすると共に、懐良(かねよし)親王自身が倭寇を率いて明の水軍を撃破する、などという見せ場まである。今川了俊が九州探題となって制圧されるのは、菊池武光が急死したため、という設定だ。
 南北朝時代の九州の情勢を感じるのによいと思う。

歴史と出会う 歴史と出会う
網野 善彦 (2000/05)
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北方謙三について

北方謙三北方 謙三(きたかた けんぞう、男性、1947年10月26日 - )は日本の小説家である。佐賀県唐津市生まれ。芝中学校・高等学校を経て、中央大学法学部卒業。 中央大学在学中に、「明るい街へ」で賞を取り、その後純文学作品を書きつづけるが、発表できた作品は、数作

ミステリー館へようこそ 2007年02月19日(Mon) 18:01


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