新書、文庫で勉強する日本史

新書や文庫本で日本史の勉強を始めています。まだまだ入門者だと自覚していますが、私と同様の入門者の方や、高校生、大学生の参考になればと思っています。

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『ニコライの見た幕末日本』(講談社学術文庫)

ニコライの見た幕末日本』(講談社学術文庫)を読んだ。

著者ニコライ=カサートキンとは、ロシア人で、幕末から日本に来て、ロシア正教を布教した人物である。あの御茶ノ水の「ニコライ堂」という名称は、この著者ニコライにちなむものだ。

この本に訳された論文は、ニコライが1861~1869年の日本滞在の後、「ロシア報知」に掲載されたもので、原題は「キリスト教宣教団の観点から見た日本」だそうだ。
神道や仏教などの記述が多い。ロシア人宣教師が、当時の日本を、また日本の宗教状況をどのように見、同国人に説明しようとしたのか、よくわかる。

【気に入った一節を抜粋】
民衆は、自分たちの間に行われていた秩序になおはなはだ不満であったというのだ! 商人はあれやこれやの税のことで不満を言い(実際にはその税は決して重くはないのだ)、農民は年貢の取り立てで愚痴を言う。また、誰もかれもが役人を軽蔑していて、「連中ときたら、どいつもこいつも袖の下を取る。やつらは碌でなしだ」と言っている。

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