新書、文庫で勉強する日本史

新書や文庫本で日本史の勉強を始めています。まだまだ入門者だと自覚していますが、私と同様の入門者の方や、高校生、大学生の参考になればと思っています。

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「文藝春秋」2007年04月号の「小倉庫次侍従日記」

「文芸春秋」2007年04月号の「小倉庫次侍従日記」を読んだ。

昭和天皇の印象は、ほぼ確定したと言っていいのではないだろうか。
戦前の昭和天皇の態度は、非常に時代に即したもので、常識的なところと言うべきだろうが、戦後の政治的な意図からしばしば言われる「平和主義者」では、もちろん、なかった。
今回の小倉侍従の日記でも、昭和天皇がうまく行かない中国戦線を反省したり、言うことを聞かない大臣や軍人・官僚にいらだったり、勝てそうもない米英との戦争に躊躇したり、開戦直後の戦捷に喜んだりする様子が伺える。それは当時の元帥たる人の当然の態度であろうし、まことに普通の人、非英雄的な人物であったことを証しているように思われる。皇后との、「夫婦喧嘩」もあったのだろう。

すでに多くの研究がなされ、描かれてきた昭和天皇像を、補強するものであっても、書き換えるものではない。その意味では、「衝撃の新発見」というのは少しね(-_-;)


文藝春秋 2007年 04月号 [雑誌] 文藝春秋 2007年 04月号 [雑誌]
(2007/03/10)
文藝春秋
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